古野要人’s diary

古野要人の日常ブログです

爪ってなんなの?古野要人

こんにちは、古野要人です。

みなさん、爪って何のためにあるか知っていますか?

昨日、指の爪を切ってる時に思ったんです。

一体これって何のためについてるの??と。

気になったので調べてみました。

何のために爪はあるの?爪の役割、構造、成分とは

 

一見何のために存在するのか、よくわからない部分ですが、そもそも爪の役割ってそもそも何なのでしょうか?
猛獣にとっては狩をするときの武器になったり、サルや猫にとっては気に上るときの道具になりますが、人間にとってはいったいどんな意味があるのでしょう。

 

 

私達にとっては毎日当たり前のように存在する見慣れた爪ですが、実は非常に重要な役割を果たしている大切な体の部位の一つなのです。

 

爪は物をつかむときや指に力を入れるときに支えとなります。
もし爪が無ければ、私達が当たり前のように物をつかんだりつまんだりする動作は出来なくなります。細かい作業をしたり、微妙な力加減や手加減にも爪の果たす役割は非常に大きくあり、現代の発達した社会そのものは爪が無かったら存在しなかったかもしれません。

 

足の爪の場合には、歩いたり走ったりするときに、足のけりだす力を爪がうまく伝えてくれる役割があります。
また、体の体重を支え立つという動作そのものを爪が助けています。
足の爪がが無ければ私達の当たり前の行動が出来なくなるのです。

 

また、指先の細かな感覚や繊細な動きを可能にしているのも爪の役割です。
特に、人の爪は平な板状で、いわゆる平爪と呼ばれるものは高等霊長類以上にみられる特徴といわれています。

 

さらに、爪は指先を保護する役割もになっています。体の先端にある部位を、他の皮膚よりも硬い爪が保護してくれています。

 

この様に爪は人間が生活するうえでまさに「なくてはならない」大切な存在なのです。

 

さらに、爪には体の異変を色や形、見た目で教えてくれる、健康状態のバロメーターの役割もあります。
爪を伸ばしたり、マニキュアで色を塗るのも良いですが、本当の爪の役割を今一度理解したいものです。

 

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知っておこう、爪の構造と成分

 

さて、爪が何からできているのか皆さんは理解されていますか?

 

「カルシウムから出来ている。だから牛乳をたくさん飲めば爪が伸びるのも早くなる。」なんて考えている人は意外と多いようですがこれは間違いです。実は爪自体は皮膚の角質が変化したものです。その為、丈夫で美しい爪を作る為には、肌と同じように必須アミノ酸を多く含む良質なたんぱく質(大豆や植物性タンパク質など)や各種ビタミン、鉄分などをバランスよく食べる事が重要です。

 

爪の主な主成分はケラチンという繊維状のタンパク質です。人間の皮膚は軟ケラチンから形成されていますが、爪や髪の毛などは硬ケラチンから作られています。
爪にはケラチンの他に炭素、酸素、窒素、水素など様々な成分で構成されています。また、12~16%の水分と0.15~0,75%の脂質が含まれます。

 

爪が髪の毛や皮膚と違い固い理由はこれらの成分の一つ一つが密に接着している為と言われています。

 

意外と知らない爪の構造

 

私たちが爪と呼んでいるのは医学的には「爪甲(ネイルプレート)」と呼ばれ、「爪床(ネイルヘッド)の上部に付着しています。爪は「爪母基(ネイルヘッド)」と呼ばれる。爪の根元部分でのみ生成され指先に押し出され伸びていきます

 

 

爪母基(ネイルマトリックス
一般的には爪母(ソウボ)と呼ばれます。ここは爪の工場とも言える部分です。角質化の機能を持ち、爪甲の質、強度は身体の健康状態によって変化します。

 

爪根(ネイルルート)
別名ネイルベースとも呼ばれることがある、その名の通り爪の根元の事です。皮膚の下に隠れている爪甲の事で爪母基で生成されたばかりの新しい爪がある場所です。

 

爪床(ネイルヘッド)
爪を支える皮膚の一部で爪母基が延長した部分です。目で確認する事はできませんが爪に水分や栄養を運ぶ役割を果たします。

 

爪上皮(エポニキューム)
俗にいう甘皮やキューティクルと言われる部分です。最近は男性でもこの爪上皮を処理している人が増えました。健康な爪上皮は水分を含み弾力性があります。

 

 

爪甲(ネイルプレート)
私たちが普段「爪」と呼んでいる部分が爪甲です。爪甲は一枚板のようにも見えますが、実は3つの層が重なり合って形成されています。健康状態によって爪の強度が落ち二枚爪になってしまうのもその為です。

 

爪半月(ハーフムーン)
名前の通り三日月状の爪の根元に見える白っぽい部位です。爪母基で生成されてすぐの、まだ完全に角質化されていない、いわば爪の赤ちゃんです。他の部分に比べて白く見えるのは水分を多く含んでいる為です。白い部分がよりはっきりしている場合は水分量が多い証拠です。反対に水分量が少ないと爪半月は小さくなります。
爪下皮(ハイポニキューム)
爪先の裏側に付着している皮膚で、爪が伸びた時に見る事が出来ます。爪甲の強度を高める役割があります。

 

遊離緑(イエローライン)
爪甲が爪床から離れる境目にあり、黄色味を帯びた線状の部分です。

 

爪先(フリーエッジ)
爪床と指の先端から離れた爪です。爪が伸びたら切るのはこの部分になりますが、すべてを切ってしまうと爪の能力は半減します。

 

 

 引用 

何のために爪はあるの?役割と構造を知ろう

 

爪なんてなくても別に良くないか?と思っていた自分が恥ずかしい。

こんなにも僕たちの生活を支えてくれていたのですね。

意味がないものってないんだな~。

みなさん、身体は大切にしましょう!

古野要人